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臨床研修機関 / 矯正歯科専門医

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CASE

埋伏歯

埋伏歯(歯が生えてこない)とは

歯が骨や歯茎の中に埋まっていて、自然に生えてこられない状態です。乳歯が抜けたあとも、永久歯がなかなか生えてこないことや、一般歯科で指摘されたことがきっかけとなり、受診される方が多くおられます。レントゲン撮影を行い、埋まっている歯の状態を確認した上で、治療を行っていきます。

糸切り歯が埋まっているケース

右上の糸切り歯は永久歯に生え変わっていますが、左上の糸切り歯は永久歯が歯茎に埋まってしまっている‘‘埋伏歯‘‘のため、乳歯のまま生え変わっていない状態です。このような場合、永久歯が自然に生えてくることは難しく、矯正治療で埋まっている歯を引っ張りだす治療が必要となります。このように、歯が歯茎に埋まってしまっていても、他の歯と同じように並べることが可能です。なかなか生えてこない永久歯がある方は、一度ご相談ください。

■ レントゲン画像で確認

症例情報

ケース1 8歳3か月 → 16歳2ヶ月

埋伏歯治療前
埋伏歯治療前
埋伏歯治療前

治療前

埋伏歯治療後
埋伏歯治療後
埋伏歯治療後

治療後

主訴 子供の永久歯を見て大きかったので
診断名 埋伏・叢生
年齢
  • 第一段階:6歳5ヶ月
  • 第二段階:12歳7ヶ月
治療に用いた主な装置
  • 第一段階:拡大床
  • 第二段階:セルフライゲーションブラケット装置
    (クリッピーC)
抜歯部位 非抜歯
治療期間(通院回数)
  • 第一段階:6年2ヶ月(通院回数74回)
  • 第二段階:3年7ヶ月(通院回数43回)
治療費
  • 第一段階:294,000円
    (税込:当時の総額)
  • 第二段階:598,500円
    (税込:当時の総額)
リスク・副作用
  • 歯が動く際に痛みがでる場合があります。
  • 矯正装置が擦れて、口内炎による痛みや違和感がでることがあります。
  • 矯正治療後、保定装置を装着していただけないことがあると後戻りする可能性があります。
  • 清掃状態が悪いと虫歯や歯肉炎の原因となります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 矯正治療で歯を動かすことで、歯に痛みや違和感を感じることや、頭痛・発熱が起こることがあります。個人差はありますが、3日から1週間でおさまっていきます。
  • 矯正装置が唇や舌、粘膜に擦れることで、口内炎ができたり、傷がつきやすくなることがあります。
  • 矯正装置を装着すると、歯磨きが複雑になり、磨き残しが増える傾向にあります。不十分な清掃状態が続くことで、虫歯・歯肉炎・歯周病に罹患しやすくなるため、自己管理と定期的なメンテナンスの受診が必要になります。
  • 顎間ゴムの使用や定期的な来院、その他の指導(MFTなど)に対する協力が得られない場合、歯並びに影響がでるような習癖(頬杖や食事の際に片側のみで噛むなど)があると矯正治療が円滑に進行しないことがあります。
  • 矯正治療中には、咬み合わせや歯並びが随時変化します。それに伴い、咬み合わせや顎の関節に違和感や痛みがでたり、一時的に歯並びが以前より悪くなったと感じる場合があります。
  • 歯を動かすことで、歯根吸収(歯の根が溶けて短くなる)や歯の変色(神経の壊死)が起こることがあります。変色の原因はこの限りではありませんが、変色が軽度の場合には、矯正治療後のホワイトニングで改善できる可能性があります。
  • 歯を移動させた際に、ブラックトライアングル(歯と歯の間の三角形の隙間)や歯肉退縮が起こることがあります。 そのような場合、ブラックトライアングル等の改善を目的とした歯の形態や大きさの修正を行うことがあります。
  • 必要に応じて、歯の形態の修正、咬み合わせの調整、歯の大きさの調整などを行う場合が あります。
  • 歯の根が曲がっている場合や骨性癒着(歯と骨がくっついている状態)が起こっている と、歯が動かないことがあります。また、小帯(唇や頬にあるヒダ)の付着位置が悪かった り、骨隆起(歯を支える骨が膨らみコブのような形態になっている状態)があると、歯の移 動を阻害する可能性があるため、矯正治療中にこれらを除去する処置が必要になる場合があります。
  • 接着型の矯正装置の場合、外れてしまうことがあります。外れてしまったときに、矯正装置を誤飲してしまう可能性がありますが、ほとんどの場合、自然に排泄されます。
  • 歯が動くスピード、治療の難易度、症例、使用する矯正装置によって治療期間が異なるため、目安として記載している治療期間や診断時にお伝えする予想治療期間が前後する可能性があります。
  • 矯正治療中に金属アレルギーの症状がでる場合があります。
  • 矯正治療終了時に矯正装置を外す際、歯に小さな亀裂や傷がついてしまう場合があります。
  • 矯正治療終了後、保定装置を指示通りに装着していただけない場合、後戻りが起こることがあります。後戻りが起こる要因はこれに限らず、様々な要素が原因となり起こることがあります。
  • 矯正治療前後に、被せ物治療をやり直す必要がある場合があります。(特に、マウスピース型矯正装置を用いた治療の場合には、治療途中に被せ物の形態が変化すると、マウスピースが合わなくなるため、治療前の処置が必要です)
  • 顎の成長、加齢、親知らず、歯周病などの影響により歯並びが変化し、再治療が必要にな る場合があります。

ケース2 8歳3か月 → 13歳12か月

埋伏歯治療前

治療前

埋伏歯治療中

治療中

埋伏歯治療後

治療後

主訴 ガタつき
診断名 埋伏・叢生
年齢
  • 第一段階:8歳3か月
  • 第二段階:10歳10か月
治療に用いた主な装置
  • 第一段階:拡大床
  • 第二段階:セルフライゲーションブラケット装置
    (クリッピーC)
抜歯部位
  • 上顎左右4番
  • 下顎左右8番
治療期間(通院回数)
  • 第一段階:2年6か月(通院回数29回)
  • 第二段階:3年2か月(通院回数38回)
治療費
  • 第一段階:280,000円
    (税込:当時の総額)
  • 第二段階:570,000円
    (税込:当時の総額)
リスク・副作用
  • 歯が動く際に痛みがでる場合があります。
  • 矯正装置が擦れて、口内炎による痛みや違和感がでることがあります。
  • 矯正治療後、保定装置を装着していただけないことがあると後戻りする可能性があります。
  • 清掃状態が悪いと虫歯や歯肉炎の原因となります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 矯正治療で歯を動かすことで、歯に痛みや違和感を感じることや、頭痛・発熱が起こることがあります。個人差はありますが、3日から1週間でおさまっていきます。
  • 矯正装置が唇や舌、粘膜に擦れることで、口内炎ができたり、傷がつきやすくなることがあります。
  • 矯正装置を装着すると、歯磨きが複雑になり、磨き残しが増える傾向にあります。不十分な清掃状態が続くことで、虫歯・歯肉炎・歯周病に罹患しやすくなるため、自己管理と定期的なメンテナンスの受診が必要になります。
  • 顎間ゴムの使用や定期的な来院、その他の指導(MFTなど)に対する協力が得られない場合、歯並びに影響がでるような習癖(頬杖や食事の際に片側のみで噛むなど)があると矯正治療が円滑に進行しないことがあります。
  • 矯正治療中には、咬み合わせや歯並びが随時変化します。それに伴い、咬み合わせや顎の関節に違和感や痛みがでたり、一時的に歯並びが以前より悪くなったと感じる場合があります。
  • 歯を動かすことで、歯根吸収(歯の根が溶けて短くなる)や歯の変色(神経の壊死)が起こることがあります。変色の原因はこの限りではありませんが、変色が軽度の場合には、矯正治療後のホワイトニングで改善できる可能性があります。
  • 歯を移動させた際に、ブラックトライアングル(歯と歯の間の三角形の隙間)や歯肉退縮が起こることがあります。 そのような場合、ブラックトライアングル等の改善を目的とした歯の形態や大きさの修正を行うことがあります。
  • 必要に応じて、歯の形態の修正、咬み合わせの調整、歯の大きさの調整などを行う場合が あります。
  • 歯の根が曲がっている場合や骨性癒着(歯と骨がくっついている状態)が起こっている と、歯が動かないことがあります。また、小帯(唇や頬にあるヒダ)の付着位置が悪かった り、骨隆起(歯を支える骨が膨らみコブのような形態になっている状態)があると、歯の移 動を阻害する可能性があるため、矯正治療中にこれらを除去する処置が必要になる場合があります。
  • 接着型の矯正装置の場合、外れてしまうことがあります。外れてしまったときに、矯正装置を誤飲してしまう可能性がありますが、ほとんどの場合、自然に排泄されます。
  • 歯が動くスピード、治療の難易度、症例、使用する矯正装置によって治療期間が異なるため、目安として記載している治療期間や診断時にお伝えする予想治療期間が前後する可能性があります。
  • 矯正治療中に金属アレルギーの症状がでる場合があります。
  • 矯正治療終了時に矯正装置を外す際、歯に小さな亀裂や傷がついてしまう場合があります。
  • 矯正治療終了後、保定装置を指示通りに装着していただけない場合、後戻りが起こることがあります。後戻りが起こる要因はこれに限らず、様々な要素が原因となり起こることがあります。
  • 矯正治療前後に、被せ物治療をやり直す必要がある場合があります。(特に、マウスピース型矯正装置を用いた治療の場合には、治療途中に被せ物の形態が変化すると、マウスピースが合わなくなるため、治療前の処置が必要です)
  • 顎の成長、加齢、親知らず、歯周病などの影響により歯並びが変化し、再治療が必要にな る場合があります。

下顎左右側第二大臼歯が第一大臼歯の後方にめり込んでおり、自然萌出が期待できない状況でした。矯正治療で親知らずを抜歯し第二大臼歯を理想的な位置に誘導いたしました。

埋伏歯になりやすい歯

  • ■糸切り歯(犬歯)

    埋まっている歯が出やすいように、歯茎に処置を行い(歯科では「開窓(かいそう)」といいます)、埋まっている歯に矯正装置を付けて引っ張りだす治療を行います。

  • ■親知らず

    歯が生えるスペースがないことが多く、埋伏歯になりやすい歯です。埋伏歯が前に倒れて生えている場合、前方に位置する他の歯を押してしまい歯並びに影響を与えてしまいます。特に、矯正治療後には後戻りの原因になるため、抜歯を行うケースがほとんどです。

  • ■過剰歯(歯が多い)

    通常、永久歯は親知らずを含めると全部で32本あります。過剰歯は、歯の本数がそれ以上に多くなっている状態で、余分な歯のことをいいます。過剰歯が埋まっている向きに問題があり、他の歯に悪影響を与える場合には、抜歯する必要がありますが、問題がなければ、そのまま経過をみることもあります。

矯正治療のリスク・副作用

  • 個人差がありますが、歯に痛みや違和感が出ることがあります。
  • 唇や頬に矯正装置が擦れやすく、口内炎ができやすくなります。
  • 矯正装置を付けると歯磨きが難しくなるため、虫歯や歯肉炎、歯周病にかかるリスクが高くなります。
  • 矯正治療後、保定装置を装着していただけないと後戻りする可能性があります。
  • 使用する矯正装置によっては、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、
    医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。