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臨床研修機関

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ANCHORSCREW外科矯正

外科手術を伴う矯正治療のことを「外科矯正」といいます。顎が歪んだり、ずれている「顎変形症」の場合、矯正治療のみで治療を行うことが難しいため、外科矯正の対象となります。その場合の手術・矯正費用は保険適用となります。

外科矯正について

通常の矯正治療と外科矯正の大きな違いは、治療目的です。審美性の向上を目的として行われることの多い通常の矯正治療に対して、外科矯正では機能性の改善を目的として治療を行います。

対象となる「顎変形症」とは?

対象となる「顎変形症」とは?

顎のずれが基準値を超える場合や、顎の大きさの問題によって、咬み合わせや顔貌に問題が出ている状態のことをいいます。このような骨格性の問題を外科手術を併用することで改善します。

例えば、このような状態です

  • 顎が大きい・ずれている
    「出っ歯」「受け口」

  • 顎の歪み・大きさの
    違いによる「偏位」

  • 顎の大きさ・長さの
    問題による「開咬」

実際の治療例

症例情報

主訴 下の歯が出ている、ガタつきがある
診断名 開咬を伴う骨格性下顎前突症
年齢 26歳8ヶ月
治療に用いた
主な装置
セルフライゲーションブラケット装置
(クリッピーC)
抜歯部位 上下左右4番
治療期間
(通院回数)
2年5ヶ月(通院回数 29回)
治療費用 およそ35万円+別途手術代25万~35万
(入院費は含まれておりません)
※保険適用のため、多少前後いたします。
リスク・副作用
  • ・個人差がありますが、歯に痛みや違和感が出ることがあります。
  • ・唇や頬に矯正装置が擦れやすく、口内炎ができやすくなります。
  • ・矯正装置を付けると歯磨きが難しくなるため、虫歯や歯肉炎、歯周病にかかるリスクが高くなります。
  • ・矯正治療後、保定装置を装着していただけないと後戻りする可能性があります。
  • ・使用する矯正装置によっては、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

治療中

治療中

治療後

治療後

外科矯正の流れ

外科矯正の流れ
  • 1カウンセリング

    外科矯正のメリットやデメリットなどをご説明いたします。

  • 2検査

    提携している六甲アイランド病院で、血液検査や心電図検査、
    レントゲン撮影などの検査を受けていただきます。

  • 3術前矯正

    外科手術をふまえた術前矯正を1~3年ほど行います。

  • 4外科手術

    手術の1~5日ほど前から入院していただき、手術を受けていただきます。

  • 5術後矯正

    手術後の咬み合わせを整えるための矯正治療を行います。患者様によって期間が異なりますが、約1年ほど術後矯正を行います。

  • 6矯正終了・経過観察(保定)

    矯正治療終了後は、後戻り防止の装置を装着していただき、
    経過観察を行っていきます。

治療期間について

外科矯正は手術だけを行う治療ではなく、手術前後に矯正治療を行う必要があります。
患者様の歯並びや咬み合わせの状態によって、治療期間は異なりますが、トータルして約3~5年ほどの治療期間がかかります。

その他の保険適用となるケース

  • 「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常(唇顎口蓋裂など)に対する矯正治療

  • 前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常

当院は、顎口腔機能診断施設・指定自立支援医療機関のため、上記の疾患に対する矯正治療が保険適用となります。

矯正治療のリスク・副作用

  • 個人差がありますが、歯に痛みや違和感が出ることがあります。
  • 唇や頬に矯正装置が擦れやすく、口内炎ができやすくなります。
  • 矯正装置を付けると歯磨きが難しくなるため、虫歯や歯肉炎、歯周病にかかるリスクが高くなります。
  • 矯正治療後、保定装置を装着していただけないと後戻りする可能性があります。
  • 使用する矯正装置によっては、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、
    医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。