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臨床研修機関 / 矯正歯科専門医

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歯科矯正用
アンカースクリュー

歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療とは、直径2mmほどの小さなネジを歯を支えている骨に埋め込み、固定源として使用する矯正治療のことをいいます。ここでは、歯科矯正用アンカースクリューの特徴や使用するメリットについて説明していきます。

歯科矯正用アンカースクリュー
について

特徴と使用する3つのメリット 特徴と使用する3つのメリット
  • 患者様の協力を減らせる

    患者様の協力を減らせる

    従来のヘッドギア(お顔につける装置)などの装置を使用していただく必要がなくなります。また、使用しない場合と比べて、治療期間の短縮が期待できる治療です。

  • 動かしたい歯だけを効率的に動かせる

    動かしたい歯だけを
    効率的に動かせる

    従来は、奥歯などを固定源として利用していたため、固定源である歯も動いてしまうということがありました。歯科矯正用アンカースクリューを固定源にすることで、動かしたい歯だけを移動させることができるため、効率的に治療を行うことができます。

  • 仕上がりが美しく、精度の高い治療

    仕上がりが美しく、
    精度の高い治療

    歯科矯正用アンカースクリューを使用することでより精度の高い治療となり、歯並びや咬み合わせを美しく仕上げることができます。

施術方法

施術部位に局所麻酔を行い、レントゲンで十分に位置を確認した上で、歯科矯正用アンカースクリューを埋め込みます。矯正治療終了時には、基本的に麻酔をせずに外すことができます。

デメリット・注意事項

  • ・骨の硬さなどによって、歯科矯正用アンカースクリューが骨に定着しない場合があります。
  • ・清掃状態が不十分な場合、歯茎に炎症が起こることがあります。

歯科矯正用アンカースクリューを
使用した治療例

症例情報

ケース1 20歳10ヶ月 → 23歳5ヶ月

アンカースクリュー治療中

治療中

アンカースクリュー治療後

治療後

主訴 歯のガタつきがある、上の歯が出ている、口元が出ている
診断名 上顎前突症・叢生
年齢 20歳10ヶ月
治療に用いた主な装置 上下リンガルブラケット矯正装置(クリッピーL)
抜歯部位 上下左右4番
治療期間(通院回数) 2年7ヶ月 (通院回数31回)
治療費 1,344,000円(税込:当時の総額)
リスク・副作用
  • 歯が動く際に痛みがでる場合があります。
  • 矯正装置が擦れて、口内炎による痛みや違和感がでることがあります。
  • 矯正治療後、保定装置を装着していただけないことがあると後戻りする可能性があります。
  • 清掃状態が悪いと虫歯や歯肉炎の原因となります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 矯正治療で歯を動かすことで、歯に痛みや違和感を感じることや、頭痛・発熱が起こることがあります。個人差はありますが、3日から1週間でおさまっていきます。
  • 矯正装置が唇や舌、粘膜に擦れることで、口内炎ができたり、傷がつきやすくなることがあります。
  • 矯正装置を装着すると、歯磨きが複雑になり、磨き残しが増える傾向にあります。不十分な清掃状態が続くことで、虫歯・歯肉炎・歯周病に罹患しやすくなるため、自己管理と定期的なメンテナンスの受診が必要になります。
  • 顎間ゴムの使用や定期的な来院、その他の指導(MFTなど)に対する協力が得られない場合、歯並びに影響がでるような習癖(頬杖や食事の際に片側のみで噛むなど)があると矯正治療が円滑に進行しないことがあります。
  • 矯正治療中には、咬み合わせや歯並びが随時変化します。それに伴い、咬み合わせや顎の関節に違和感や痛みがでたり、一時的に歯並びが以前より悪くなったと感じる場合があります。
  • 歯を動かすことで、歯根吸収(歯の根が溶けて短くなる)や歯の変色(神経の壊死)が起こることがあります。変色の原因はこの限りではありませんが、変色が軽度の場合には、矯正治療後のホワイトニングで改善できる可能性があります。
  • 歯を移動させた際に、ブラックトライアングル(歯と歯の間の三角形の隙間)や歯肉退縮が起こることがあります。 そのような場合、ブラックトライアングル等の改善を目的とした歯の形態や大きさの修正を行うことがあります。
  • 必要に応じて、歯の形態の修正、咬み合わせの調整、歯の大きさの調整などを行う場合が あります。
  • 歯の根が曲がっている場合や骨性癒着(歯と骨がくっついている状態)が起こっている と、歯が動かないことがあります。また、小帯(唇や頬にあるヒダ)の付着位置が悪かった り、骨隆起(歯を支える骨が膨らみコブのような形態になっている状態)があると、歯の移 動を阻害する可能性があるため、矯正治療中にこれらを除去する処置が必要になる場合があります。
  • 接着型の矯正装置の場合、外れてしまうことがあります。外れてしまったときに、矯正装置を誤飲してしまう可能性がありますが、ほとんどの場合、自然に排泄されます。
  • 歯が動くスピード、治療の難易度、症例、使用する矯正装置によって治療期間が異なるため、目安として記載している治療期間や診断時にお伝えする予想治療期間が前後する可能性があります。
  • 矯正治療中に金属アレルギーの症状がでる場合があります。
  • 矯正治療終了時に矯正装置を外す際、歯に小さな亀裂や傷がついてしまう場合があります。
  • 矯正治療終了後、保定装置を指示通りに装着していただけない場合、後戻りが起こることがあります。後戻りが起こる要因はこれに限らず、様々な要素が原因となり起こることがあります。
  • 矯正治療前後に、被せ物治療をやり直す必要がある場合があります。(特に、マウスピース型矯正装置を用いた治療の場合には、治療途中に被せ物の形態が変化すると、マウスピースが合わなくなるため、治療前の処置が必要です)
  • 顎の成長、加齢、親知らず、歯周病などの影響により歯並びが変化し、再治療が必要にな る場合があります。

歯科矯正用アンカースクリューは別途料金は掛かりません。矯正料金内に含まれております。

ケース2 18歳2か月 → 22歳0か月

アンカースクリュー治療中
アンカースクリュー治療中

治療中

アンカースクリュー治療後
アンカースクリュー治療後

治療後

主訴 出っ歯と笑った時に歯と歯肉が見える
診断名 上下顎前突症・叢生
年齢 18歳2か月
治療に用いた主な装置
  • 上下顎セルフライゲーションブラケット装置
    (クリッピーC)
  • 歯科矯正用アンカースクリュー
抜歯部位 上下顎左右側小臼歯各1本
治療期間(通院回数) 3年10か月 (通院回数31回)
治療費 918,000円(税込:当時の総額)
リスク・副作用
  • 歯が動く際に痛みがでる場合があります。
  • 矯正装置が擦れて、口内炎による痛みや違和感がでることがあります。
  • 矯正治療後、保定装置を装着していただけないことがあると後戻りする可能性があります。
  • 清掃状態が悪いと虫歯や歯肉炎の原因となります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 矯正治療で歯を動かすことで、歯に痛みや違和感を感じることや、頭痛・発熱が起こることがあります。個人差はありますが、3日から1週間でおさまっていきます。
  • 矯正装置が唇や舌、粘膜に擦れることで、口内炎ができたり、傷がつきやすくなることがあります。
  • 矯正装置を装着すると、歯磨きが複雑になり、磨き残しが増える傾向にあります。不十分な清掃状態が続くことで、虫歯・歯肉炎・歯周病に罹患しやすくなるため、自己管理と定期的なメンテナンスの受診が必要になります。
  • 顎間ゴムの使用や定期的な来院、その他の指導(MFTなど)に対する協力が得られない場合、歯並びに影響がでるような習癖(頬杖や食事の際に片側のみで噛むなど)があると矯正治療が円滑に進行しないことがあります。
  • 矯正治療中には、咬み合わせや歯並びが随時変化します。それに伴い、咬み合わせや顎の関節に違和感や痛みがでたり、一時的に歯並びが以前より悪くなったと感じる場合があります。
  • 歯を動かすことで、歯根吸収(歯の根が溶けて短くなる)や歯の変色(神経の壊死)が起こることがあります。変色の原因はこの限りではありませんが、変色が軽度の場合には、矯正治療後のホワイトニングで改善できる可能性があります。
  • 歯を移動させた際に、ブラックトライアングル(歯と歯の間の三角形の隙間)や歯肉退縮が起こることがあります。 そのような場合、ブラックトライアングル等の改善を目的とした歯の形態や大きさの修正を行うことがあります。
  • 必要に応じて、歯の形態の修正、咬み合わせの調整、歯の大きさの調整などを行う場合が あります。
  • 歯の根が曲がっている場合や骨性癒着(歯と骨がくっついている状態)が起こっている と、歯が動かないことがあります。また、小帯(唇や頬にあるヒダ)の付着位置が悪かった り、骨隆起(歯を支える骨が膨らみコブのような形態になっている状態)があると、歯の移 動を阻害する可能性があるため、矯正治療中にこれらを除去する処置が必要になる場合があります。
  • 接着型の矯正装置の場合、外れてしまうことがあります。外れてしまったときに、矯正装置を誤飲してしまう可能性がありますが、ほとんどの場合、自然に排泄されます。
  • 歯が動くスピード、治療の難易度、症例、使用する矯正装置によって治療期間が異なるため、目安として記載している治療期間や診断時にお伝えする予想治療期間が前後する可能性があります。
  • 矯正治療中に金属アレルギーの症状がでる場合があります。
  • 矯正治療終了時に矯正装置を外す際、歯に小さな亀裂や傷がついてしまう場合があります。
  • 矯正治療終了後、保定装置を指示通りに装着していただけない場合、後戻りが起こることがあります。後戻りが起こる要因はこれに限らず、様々な要素が原因となり起こることがあります。
  • 矯正治療前後に、被せ物治療をやり直す必要がある場合があります。(特に、マウスピース型矯正装置を用いた治療の場合には、治療途中に被せ物の形態が変化すると、マウスピースが合わなくなるため、治療前の処置が必要です)
  • 顎の成長、加齢、親知らず、歯周病などの影響により歯並びが変化し、再治療が必要にな る場合があります。

口元の突出感とガミ―スマイル(上顎前歯部の歯肉が多く見えてしまう状況)を気にされておりました。上下顎第一小臼歯を4本抜歯し上顎前歯部に矯正用アンカースクリューを打ち上顎前歯を圧下いたしました。治療前のスマイル時は口角が下がり上顎歯肉の見えることの気にされているようでしたが、治療後は自然なスマイルとなり写真では歯がまだ隠れているようです。

また、咬合平面(黒線)は水平となり下顎が反時計回りに回転し前方へ移動することで、手術なしでガミ―スマイルと口元の突出感を改善いたしました。

歯科矯正用アンカースクリューは別途料金は掛かりません。矯正料金内に含まれております。

ケース3 23歳6か月 → 28歳3ヶ月

上下顎前突症(治療前)
上下顎前突症(治療前)
上下顎前突症(治療前)

治療前

上下顎前突症(治療中)
上下顎前突症(治療中)
上下顎前突症(治療中)

治療中

上下顎前突症(治療後)
上下顎前突症(治療後)
上下顎前突症(治療後)

治療後

主訴 歯のがたつき・上の歯がでている・横顔
(口元がでている)
診断名 上顎前突症、叢生
年齢 23歳6か月
治療に用いた主な装置
  • 上顎:リンガルブラケット矯正装置
    (クリッピーL)
  • 下顎:マルチブラケット矯正装置
    (クリッピーC)
  • 歯科矯正用アンカースクリュー
抜歯部位 上顎左右4番、左下E
治療期間(通院回数) 4年9ヶ月 (通院回数57回)
治療費 1,150,200円(税込:当時の総額)
リスク・副作用
  • 歯が動く際に痛みがでる場合があります。
  • 矯正装置が擦れて、口内炎による痛みや違和感がでることがあります。
  • 矯正治療後、保定装置を装着していただけないことがあると後戻りする可能性があります。
  • 清掃状態が悪いと虫歯や歯肉炎の原因となります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 矯正治療で歯を動かすことで、歯に痛みや違和感を感じることや、頭痛・発熱が起こることがあります。個人差はありますが、3日から1週間でおさまっていきます。
  • 矯正装置が唇や舌、粘膜に擦れることで、口内炎ができたり、傷がつきやすくなることがあります。
  • 矯正装置を装着すると、歯磨きが複雑になり、磨き残しが増える傾向にあります。不十分な清掃状態が続くことで、虫歯・歯肉炎・歯周病に罹患しやすくなるため、自己管理と定期的なメンテナンスの受診が必要になります。
  • 顎間ゴムの使用や定期的な来院、その他の指導(MFTなど)に対する協力が得られない場合、歯並びに影響がでるような習癖(頬杖や食事の際に片側のみで噛むなど)があると矯正治療が円滑に進行しないことがあります。
  • 矯正治療中には、咬み合わせや歯並びが随時変化します。それに伴い、咬み合わせや顎の関節に違和感や痛みがでたり、一時的に歯並びが以前より悪くなったと感じる場合があります。
  • 歯を動かすことで、歯根吸収(歯の根が溶けて短くなる)や歯の変色(神経の壊死)が起こることがあります。変色の原因はこの限りではありませんが、変色が軽度の場合には、矯正治療後のホワイトニングで改善できる可能性があります。
  • 歯を移動させた際に、ブラックトライアングル(歯と歯の間の三角形の隙間)や歯肉退縮が起こることがあります。 そのような場合、ブラックトライアングル等の改善を目的とした歯の形態や大きさの修正を行うことがあります。
  • 必要に応じて、歯の形態の修正、咬み合わせの調整、歯の大きさの調整などを行う場合が あります。
  • 歯の根が曲がっている場合や骨性癒着(歯と骨がくっついている状態)が起こっている と、歯が動かないことがあります。また、小帯(唇や頬にあるヒダ)の付着位置が悪かった り、骨隆起(歯を支える骨が膨らみコブのような形態になっている状態)があると、歯の移 動を阻害する可能性があるため、矯正治療中にこれらを除去する処置が必要になる場合があります。
  • 接着型の矯正装置の場合、外れてしまうことがあります。外れてしまったときに、矯正装置を誤飲してしまう可能性がありますが、ほとんどの場合、自然に排泄されます。
  • 歯が動くスピード、治療の難易度、症例、使用する矯正装置によって治療期間が異なるため、目安として記載している治療期間や診断時にお伝えする予想治療期間が前後する可能性があります。
  • 矯正治療中に金属アレルギーの症状がでる場合があります。
  • 矯正治療終了時に矯正装置を外す際、歯に小さな亀裂や傷がついてしまう場合があります。
  • 矯正治療終了後、保定装置を指示通りに装着していただけない場合、後戻りが起こることがあります。後戻りが起こる要因はこれに限らず、様々な要素が原因となり起こることがあります。
  • 矯正治療前後に、被せ物治療をやり直す必要がある場合があります。(特に、マウスピース型矯正装置を用いた治療の場合には、治療途中に被せ物の形態が変化すると、マウスピースが合わなくなるため、治療前の処置が必要です)
  • 顎の成長、加齢、親知らず、歯周病などの影響により歯並びが変化し、再治療が必要にな る場合があります。

下顎左右側第二小臼歯が欠損しており左下には乳臼歯が残っている状態でした。その乳臼歯と上顎左右側第一小臼歯を抜歯し治療しました。下顎左側の抜歯スペースは手前に歯科矯正用アンカースクリューを打ち、大臼歯を手前に寄せることで閉鎖いたしました。そのため治療期間はかかりましたが、矯正治療だけで審美と咬合の改善ができました。

歯科矯正用アンカースクリューは別途料金は掛かりません。矯正料金内に含まれております。

使用すると効果的なケース

  • 抜歯後の隙間の閉鎖

    抜歯後の隙間の閉鎖

    歯科矯正用アンカースクリューを使用せずに抜歯後の隙間を閉鎖する場合、奥歯を固定源にして、歯同士で引っ張り合いをするため、奥歯が前にずれてしまうことがあります。歯科矯正用アンカースクリューを固定源に使用することで、奥歯を動かすことなく隙間を閉じることができます。

  • 出っ歯(上顎前突)

    出っ歯(上顎前突)

    出っ歯の場合であっても、歯を抜いて治療を行うと口元が引っ込みすぎてしまうことがあります。そのようなケースでは、抜歯を行わずに歯科矯正用アンカースクリューを固定源にして歯を引っこめていきます。

  • 偏位(左右の非対称)

    偏位(左右の非対称)

    上下の歯の真ん中(正中)が左右どちらかにずれている「偏位」の治療の際に、片側だけに歯科矯正用アンカースクリューを使用し、引っ張ることで治療を行います。

  • 部分矯正

    部分矯正

    倒れている一部の歯を起こしたり、歯を沈めたり、移動させたりする際に使用することで、動かしたい歯だけを効率的に動かすことができます。

  • ガミースマイル治療

    ガミースマイル治療

    笑ったときに歯茎が目立ってしまう状態を「ガミースマイル」といいます。そのような場合には、歯科矯正用アンカースクリューを固定源にして歯を上方向に沈めることで、治療を行います。

上記のような場合以外にも、患者様のお口の中の状態に合わせて、ご提案する場合があります。

矯正治療のリスク・副作用

  • 個人差がありますが、歯に痛みや違和感が出ることがあります。
  • 唇や頬に矯正装置が擦れやすく、口内炎ができやすくなります。
  • 矯正装置を付けると歯磨きが難しくなるため、虫歯や歯肉炎、歯周病にかかるリスクが高くなります。
  • 矯正治療後、保定装置を装着していただけないと後戻りする可能性があります。
  • 使用する矯正装置によっては、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、
    医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。